ページの最後のNEXTから次のお客様の声に進めます。
2002.05.13
成幸建設で住まいを建てられたお客様方の生の声です。どの様な住まいを建てたかったか、家造りする方へのアドバイス等がいっぱいお書きいただきました一部を公開しています。あなたの家造りのお役に建てていただければ、とてもうれしく思います。
藤沢市T様 1999年竣工。地下室のあるOMソーラーのお宅です。自然エネルギー、天然素材等の活用にご興味をお持ちのお客様でした。お引渡ししてから数年たちますが、今でも内覧会にお越しいただいています。
Q1 家を建てるにあたって、どのような「住まい」にしたかったですか
明るく冬暖かく夏涼しい家。快適な家。太陽エネルギーを最大限に利用し、エネルギーコストを最小限にする。そのため、OMソーラーと太陽光発電の全面採用を検討した。
(建築費の制約と太陽電池の効率が将来向上するとの期待から、OMのみにとどめ、太陽電池は数年先に入れることにした。)また、維持費とわずらわしさを最小にするよう、外壁、屋根等の材質を耐久性に重点をおいて補修不要のものにした。
一言で言えば、維持に手間の掛からない、快適な住まい。自然の恵みを享受できる家。
Q2 夏場の住み心地はいかかでしたか?「夜間涼風採入」「排気モード」は活躍しましたか
西日が入る為、温度が上がりやすい。遮光している。風があれば夜はすずしいが、無風の時は外気以上の気温になる。「夜間涼風取り入れ」は外気が低めの時や、風があるときは有効。「排気モード」は特に有効という実感はない。(ただし2階を居間としており、西の開口部が大きいので風の有無が夏の快適性に大きく影響する。(居間にクーラーは入れていない。)地下室は夏涼しい。
Q3 冬場の住み心地はいかかですか
日照があれば快適。(だが居間にしている2階の床は暖かくないのが残念。これを解決できれば素晴らしい。)日照のない日や夜間は一時的に暖房を入れている。暖房費(ガス)を惜しまなければ冬期も快適と言える。
Q4 春〜秋の「お湯採り」と冬場の「ソーラー暖房」で省エネは実感出来ますか
もし、具体的に以前の住居と比較できる数値があれば、教えていただけますか
1〜3月の3ヶ月間で、2300円節減。これは前の家の4.2%減。ただし、金額は100円単位切り上げ。灯油代は多めに見積もってある。建築面積は前の家よりやや狭い。トータルで快適さUP.光熱費はほぼ同じと考えてよい。
Q5 その他「OMソーラー」について、ご希望・ご要望
建築後丸2年を経過した現在では、まだOM機器についてのトラブルは皆無だが、これからはどうか。この調子で10年くらい経過できれば素晴らしい。なんと言っても機器が長期間手を掛けずに好調に作動することが大切で、それがOMの実用化を左右する。
OM建築時に十分考察したはずなのだが、必ずしも予定通りに暖気が回らない点がある。たとえば暖気通路の曲がり角が現在は直角になっているが、これを曲線にするなど、さらにきめ細かい研究検討をすれば一段とOMの効果が上がるのではないか。
また現在の日本は土地が高価な為、2階建てがほとんどだが、OMは一階部分しか床暖房しない。1階、2階共に床が暖かくなればその快適性は飛躍的に拡大する。その解決策として、1階、2階両面に暖気の通路を設けておき、必要によってどちらを暖めるかを切り替えられるようにするという方法がある。これならばOMの暖房能力が現在のままでも、建築費をわずかに上乗せするだけで快適性を大幅に向上できるものと思うので。ぜひ検討していただきたい。(昼間は2階の床下に暖気を通し、夜間は1階の寝室を暖めるというように、暖気の流れをコントロールできるとよい。)
Q6 これから新しく家を建てる人へのアドバイスはございますか
OMソーラーはおすすめ。家は20〜30年住まうものと考え、建築費、設備費を必要な範囲では惜しまずにかけても、維持費を節減できるようにして、長期間(ライフタイムトータル)で採算をとるように考えた方が良い。
より便利・快適・省エネにしたときの精神的満足も大きく、これは金銭では評価できない。OMは床が暖かくなることが最大のメリットなので、設計時に暖気の通路をよく検討し、どことどこが暖まりやすく、どこが暖まりにくいかを予測して対応策を考える必要がある。過大な期待をもつと、出来上がってから床の冷たいところができ、がっかりすることがある。
Q7 新居に住んでみて、「ここが良かった」「もっとこうすれば良かった」と思われる点をお知らせ下さい。
「ここが良かった」と言う点
居間、台所を2階にしたこと。敷地が狭いので、寝室と居間、台所を別の階にせざるをえなかったが、採光・眺望の点から居間を2階にした点はよかった。
さらに2階テラスを広く取った点もよかった。周囲に家が建ち始め、眺望も制約されてきている。北側の眺望がよいので、北側開口部をもっと大きくしてもよかったかもしれない。テラスを西側から南側に移した方が良かったかもしれないと思う。
「もっとこうすれば良かった」と言う点
構造上(地下室の階段のため)やむをえず1階トイレ床下にOM暖気がはいらないようになった。使ってみるとトイレが相対的に寒く、暖める為の暖房器具用のコンセントがない。コンセントは余裕をもたせたつもりだったが、てぬかりがあった。トイレには余分のコンセントをつけておくべきだ。洗面所のコンセントの位置、タオル掛けの種類、位置等も図面だけではなく、現場で細心の注意をもってチェックすべきだ。
Q8 我が家の「おすすめ」「こだわり」「自慢出来る所」があれば、お知らせ下さい。
冬の日照時には家中が暖かく、1階の床が暖かいので快適。特に寝室の床、一階ホールの床は超快適。地下室も夏涼しく、冬暖かい。
また2階の居間・台所が明るく眺望がよいこと。階段が広く明るいこと。寝室・和室を除く壁を珪藻土にしたのだが、湿度調整機能があること。ペアガラスの全面採用により断熱性が良いこと。冷暖房費が比較的少なくてすむこと。
Q9 その他、ご意見やご要望
日本の最先端を走っている成幸建設としては前例のない省エネ・自然エネルギー活用住宅の開発・建設に努力していただきたい。もちろん単独でできることには限界があるので、主要団体の活用も必要だが、トップランナーとして発言してほしい。OMソーラーと太陽電池、風力発電を組み合わせ、都市部住宅で必要電力の10〜50%を自然エネルギーでまかなうことのできる住宅開発を目標にして頑張っていただきたい。
この住宅では、冷蔵庫等の常時必要電力は全て自然エネルギー発電でまかない、余剰分は電池に蓄えるか、蓄電して非常時にも外部からの電力供給なしに最低限の生活(照明、必要機器の稼動)ができるようにする。さらに燃料電池が実用化されればその採用も加えても良いが、基本的に自然エネルギー住宅を目指していただきたい。応援します。